愛優がキッチンで料理を作る近くの机で、俺はパソコンを弄る。 季蛍はさっきから俺の向かいで、俺が作ったお粥を見つめている。 「……どれだけ減ったの」 パソコンから目をそらさず言えば、 「…お米2粒減ったよ…」 なんていう言葉が返ってきて、苦笑いが浮かぶ。