「…果織ちゃんの微熱、ちょっと厄介なんだよな。 高熱ならすぐに下がるんだけどさ。微熱なかなか下がんないんだよねー……」 「なるほど」 「で?俺に何か言った?」 「あっ、そうですそうです…蒼先生。 季蛍、最近食べてるんですか?」 「…え、わかんない。俺泊まり続いてるから」 「最近食堂でも見かけないし、なんか食べてんのかなって」 「……聞いてみよ。今夜」