なんて会話を高島と医局でしていた。 「あ、そうだ。果織ちゃんの様子見に行かないと」 机の上のファイルの束をあさり、一冊のファイルにたどり着き。 そのファイル片手に、医局を出た。 ───ガラガラッ そこにはすでに島内さんが。 「あ、おはようございます」 「おはよう。 果織ちゃんどう?」 座っている果織ちゃんの背中にそっと手を当てる。 「…大分痛みはなくなったみたいですよ」 「そう?良かった」