「飲めた…ね。」 立ち上がってコップを机に置く。 「寝室行ってて。俺も後で行くから。先寝てな」 「……蒼の隣にいる」 と、俺の隣に腰掛ける季蛍。 「……熱下がってないんでしょ?」 「………」 「ここで寝るなよ?」 パソコンに目を移して、隣で突っ伏する季蛍の背中を叩く。 「……熱上がるぞ」 「んー……」 「寝るなー」 「…………」