「おはよー、季蛍病院行くよ」 まだ『んー…』と言いながら掛け布団を抱き枕みたいに抱いて眠る季蛍。 「……おーはーよ。行くよ」 着替えながら季蛍の体を軽く叩いて起こす。 「……もっと寝る」 「ハァー……季蛍。俺は仕事が休みだからいいんだけど。高島が待ってるでしょ。」 「もっと寝る!」 掛け布団にしがみついて離れない季蛍。 ホントに幼すぎる。