数分すれば、果織ちゃんの荒かった息も徐々に治まってきた。 「……痛くて眠れないみたいなんです」 看護師もそう言う。 「……そっか」 「……だいじょぶ。高…島先生……ッ」 と微かな声で果織ちゃんが言うけど…。