「……ッ」 家へついたところで、季蛍をとりあえずリビングの椅子に座らせる。 ビニールを持ちながら、苦しそうに顔をしかめる季蛍。 その季蛍の服を少し捲って体温計を入れる。 「そ……ッれやだ」 「季蛍が正確な熱教えてくれないから。」 「………ッケホケホ」