"沙羅がそれでいいのなら、私は沙羅の気持ちを応援するよ! 近藤くんのことはちょっと考えものだけど。" 叫びそうになった瞬間、チャイムが鳴り、声が息になって引っ込んだ。 起立と礼をしてる間むせこんでいる私を雪乃は大笑いで見ていた。