「や、やめ……」 あたしは恥ずかしくなって、必死に抵抗する。 それでも、鈴は動じず、あたしに覆いかぶさったままで。 「李夜、こっち見て」 「……」 「李夜」 鈴にそう言われ、目を少し伏せたまま、鈴を見た。 すると、びっくりするくらい近くに整った綺麗な顔。 スッと通った鼻筋に、切れ長の大きな目。 呼吸を忘れてしまう位、綺麗。