【短】嫌い。







きっと、鈴は知ってる。



あたしの反応を見て、楽しんでいる。



あたしが、自分のことを好きで好きで仕方ないってこと。





それを知っている上で、こんな風に、じわじわとあたしを弄ぶ。



「離れて……」



そう言ってあたしは鈴から顔を逸らした。



でも……。



「李夜」



そう鈴の低い声が静かに響いた瞬間、



あたしの体は静かに、硬いベッドに倒された。