隊長が曲がり角で止まった。
渋谷が曲がり角で先の様子を手鏡で見ている。

「3名の警官がいます」

「予想どおりね。殺人の証拠も揃ったけど、まだ体制は整ってない、相手はまだ籠城すると思ったのよ」
磯山が小さな声で言う。

「渋谷」
隊長が渋谷の肩を叩く。

隊長と渋谷が角を曲がる。

アマゾンの原住民のように顔を赤く塗られた渋谷と隊長は通路に出た。

3名の警官が気付く、うち2名の警官が目を丸くして驚いて見いっている。
驚かない警官は坂野だ。坂野が銃を抜こうとした。

パン!

渋谷がその拳銃を撃った。拳銃が吹っ飛ぶ。

坂野がワーと突進してくる。
隊長がナイフのような横蹴りで胸を蹴る。坂野が吹っ飛び、床に倒れ、白目をむいて口から泡を出した。
周囲の部屋から、銃声を聞き付け、警官が大勢出てくる。

「北条!」

北条が音響閃光弾を前方に投げる。

これをまともに見ると1分間は目と耳が聞こえなくなり歩くことも出来なくなる。

石井部隊は目を閉じ、耳を押さえる。

バン!

大音響と大閃光が放たれる。