今、犯人から攻撃はない。中渕が、長官室に行っているからなのか。中渕が犯人ならすべてのつじつまが合う。
「中渕が極めてあやしいですが、こんな残虐なことはしません」
「石井さん。冷静に考えて下さい。私は中渕刑事だと断言します」
磯山が石井に言う。
石井は中渕に憎しみが湧いてきた。小林を殺したのは中渕なのか。あの人を小ばかにしたニヤついた顔が浮かぶ。
「犯人なら。絶対に許さん!」
石井は資料を隅々まで見ているが、中渕が犯人だと言う証拠はない。
「石井さん、中渕はどうやって、外部にアクセスしているのですか?」
「自分の端末か、作業室の端末、サーバーの端末を自由に操作できます。操作すれば全て記録が残りますので、無理です。……いや、中渕が記録を改ざんすれば問題ありません。もしかすると自分の携帯パソコンを使用しているかもしれません。携帯ネット回線を使用すればできます」
「石井さんならどうします」
「んーそうですね。サーバーに自分のアクセスデータを自動で消すウイルスを埋め込み。あらゆる場所から操作しても証拠が残らないようにします」
「そのウイルスが証拠ではないですか?すぐに発見してください」
「中渕が極めてあやしいですが、こんな残虐なことはしません」
「石井さん。冷静に考えて下さい。私は中渕刑事だと断言します」
磯山が石井に言う。
石井は中渕に憎しみが湧いてきた。小林を殺したのは中渕なのか。あの人を小ばかにしたニヤついた顔が浮かぶ。
「犯人なら。絶対に許さん!」
石井は資料を隅々まで見ているが、中渕が犯人だと言う証拠はない。
「石井さん、中渕はどうやって、外部にアクセスしているのですか?」
「自分の端末か、作業室の端末、サーバーの端末を自由に操作できます。操作すれば全て記録が残りますので、無理です。……いや、中渕が記録を改ざんすれば問題ありません。もしかすると自分の携帯パソコンを使用しているかもしれません。携帯ネット回線を使用すればできます」
「石井さんならどうします」
「んーそうですね。サーバーに自分のアクセスデータを自動で消すウイルスを埋め込み。あらゆる場所から操作しても証拠が残らないようにします」
「そのウイルスが証拠ではないですか?すぐに発見してください」

