はぁ… ダメだ、ダメ。 これ以上話したらもっと喧嘩になる。 永希との喧嘩はすぐに仲直りできるから別にいいんだけど、極力したくないのが私の本音。 そんなふうに思ったのは彼も同じみたいで。 「...そろそろ帰るか」 「...そうだね」 どちらともなく立ち上がれば、「ありがとうございました~」とポップな店員さんの声が聞こえてくる。