悔しかった。


恥ずかしかった。


悲しかった。



こんな男の子に言われたらなにも言い返せない。


なにいっても意味がない。



だから、




「あっそ!だったらあなたが使えば!?」




バシッと音をたててウサギさんのハンカチを投げつけ、家へと逃げ帰った。