『柴スケ、どーぞ!』


ハルくんは、柴スケをあたしに差し出す。


『ありがとー。』


柴スケは、大人しく、毛がほんとにきれい。


撫でると目をおっとりさせて。


なんかハルくんに似てるかも。


『柴スケ、ハルくんに似てるかも?』


『そう?嬉しいなぁー。』


『ハルくんも撫でると、たれ目になるよね。』


『マナちゃんの手、あったくて、落ち着くん

だもん。撫でられるの大好き・・。』


照れたように、顔を赤く染めたハルくん。


なんかデートっぽくなってきたな。


めっちゃ甘い雰囲気。