冥王山 清青坊 めいおうざん せいじょうぼう
/実原紫青清青 さねはら の しせい きよはる
 天狗を父に、人間を母に持つ。容姿端麗、瞳の色は藤紫、髪の色は狐色。

氷魚 ひめ
 人魚。瞳の色は常磐緑。人魚は満と朔の夜にヒレが人間の脚となる。

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冥王山 深山坊 めいおうざん しんざんぼう
 清青の友。烏天狗。

黒鳴 こくめい
 人語を解するカラス。

冥王山 清影坊 めいおうざん せいえいぼう
 清青の父。大天狗。

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芳子 かおるこ
 紫青の母。

実原 隆行 さねはら の たかゆき
 芳子の夫、紫青の表向きの父親。

太助 たすけ ・ 弥平 やへい
 実原の屋敷に仕える者。


花の君 はな の きみ
 紫青の妻。一夜のみ紫青と過ごす。

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汪魚 おうな
 氷魚の義兄。人魚一族の長。

流澪 るれい
 汪魚に仕える人魚。

沙子 いさご
 汪魚の妻。二仔を儲けている。

氷湟 こおり
 氷魚の姉。汪魚の妻。

水王 みなわ
 汪魚と氷の子。

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実原 有青 さねはら の うせい
 紫青と花の君の子。