アタシは剣崎礼介[オット]の祖母の依包絹衣子[イヅツミキヌコ]に出会った事がキッカケで本名を依包樹子[イヅツミミキコ]に変えて両親の家族と、決別する決断をしました。それが大正解だったんですよ。育児放棄[ネグレクト]をしていた監察医で演歌歌手だった里能生銀太郎[サトノウギンタロウ]と、監察医で女優だった能生浜弥生[ノウハマヤヨイ]の身内達との縁が切れましたからね。アタシはイトコで京友禅染めの作家だった生方[ウカタ]喜久弥には引っ越し先を言わなかったんですよ。アタシの知り合いにも、内緒で引っ越しましたからね。この前、姉の美礼に会いましたけど、会いたくなかったからその場から逃げましたよ。そしたら姉の美礼が元・義兄で俳優の岬乃一[ミサキダイチ]から暴力を受けていたので甥や、姪の手を握って走りましたからね。岬乃一[ミサキダイチ]は慰謝料を払ってくれて姉の美礼はアタシのマネ-ジャ-と、再婚して名前を美樹花と、変えました。妹も、美樹依と、美樹帆と、美樹菜と、美樹音と、美樹乃と、言う名前に変えて両親の身内を捨てました。兄や、弟は名前を変えなかったんですけど、両親の身内を捨てる為に名字だけ変えました。アタシのイトコで京友禅染めの作家だった生方[ウカタ]喜久弥はお仕事を失って泣きを見ましたからね。アタシのイトコで京友禅染めの作家だった生方[ウカタ]喜久弥が京友禅染めの作家を引退したって聞いてホッと、しました。アタシは嫌煙家の同級生達や、後輩との縁も、切れたのでホッと、してます。アタシの喫煙歴はウン十年ですけど、煙草[タバコ]を吸う回数は確実に減ってますね。司法解剖中は煙草[タバコ]を吸わないので司法解剖が終わってから書類を書いた後に喫煙してます。司法解剖中の休憩時間も、煙草[タバコ]は吸わないようにしてますからね。アタシのカラ-白衣には煙草[タバコ]のニオイを消臭する機能を付いているので煙草[タバコ]を吸っても、平気なんですよ。アタシのカラ-白衣に付いている丹野ポポンのアップリケが消臭剤になっているからなんですけどね。アタシのカラ-白衣はお洗濯しても、すぐに乾くので助かってますけど、アタシの本名を知っている教え子達に対してアタシの本名を言わないように話したのでアタシの本名を知らない教え子達が多いんですよ。アタシの本名だけは、隠したかったのでこうなりました。