そのせいで、更に頬が熱くなる。 「か、和也先輩!恥ずかしいです……」 そう和也先輩を見上げて言うと、目を一瞬見開いてすぐに顔を反らされた。 あれ、なんかした?私……。 それを見ていた奈実先輩達は、クスクス笑っていた。 なにがなんだかわかんない。 え?え?と私があたふたしていると、グイッと肩を引き寄せられる。 それで朝の件を思い出す……。 私を引き寄せた人を見ると、それはまた翔樹だった…。