彼とバスケと私










「美由?どこいってたんだよ?」



部屋に戻ると、すぐに翔樹が寄ってきた。




「あぁ、翔樹ごめんな、美由借りてた。
心配するようなことはないから、大丈夫だぞ」




そうフォローしてくれた和也先輩の表情は、どこか意地悪そうな顔なのは………気のせいだろうか…?



「なっ、別にそんなんじゃないっすよ」



「照れんな照れんな!仕方ないんだから」




…………気のせいじゃ、なさそうですね。





完全に、翔樹の反応見て楽しんでますよね?