彼とバスケと私







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私が、中学生の時。




自分達の代になった2年の夏。



教えるということに慣れない中、自分達の練習をしっかりしながらも、後輩に教えなければならない難しい時。




元々上手くなんてなかったけれど、その時は凄く伸び悩んだ時期だった。




練習中、先生から浴びせられる言葉は…



「自分で攻めない奴が何か出来るわけないだろう!!」


「何回ボールを取られれば気が済むんだ!!」


「やる気あるのか!?」




そんな怒声ばかり。



攻めないんじゃない。攻めようとしても、何故か足がついてこない。
思ったように体が動かないんだ。



ボールだって、取られたくて取られてる訳じゃない。必死に守ってる。だけどそれが通じない。



やる気?あるに決まってる。
こんなにバスケが好きで、こんなに上手くなりたいのにやる気がない訳がない。