彼とバスケと私






私の所に奈実先輩と美咲先輩、渚先輩がきて、

「マネージャー、一緒に頑張ろうね」

って言ってくれた。


「はい!よろしくお願いします!」


そう笑顔で言うと、


「美由ちゃん…可愛い!」


って美咲先輩が抱き付いてきた。



「あ、あの……」


ど、どうしたらいいの…?


私があわあわして焦っていると、

「美咲は可愛い子大好きなの。
っていうか、こう見たら美由の方がお姉さんみたいね」


そう渚先輩が言う。


「あ、渚ずるい!美由って呼び捨て!」


ぷくーっと頬を膨らます美咲先輩の方が私なんかよりも断然可愛い。

美咲先輩は茶色いふわふわと緩いカールがある髪を耳の下辺りで2つにくくっている。


女の子って感じの人。




「ずるくもなんともないわよ。
呼びたいなら美咲もそう呼べばいいじゃない」


渚先輩は…クールビューティーって感じ。


黒髪のショートカット。


お姉さんって感じだなぁ。



「2人とも。美由ちゃん困ってるでしょ?」



奈実先輩はしっかりしてて、本当に美人。

可愛いよりも、綺麗っていう言葉が似合う人。



3人とも凄くルックスのレベル高いなぁー。