ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ･･･

「な、何？」

「いや、アソコにいたら疲れるだけだろ？」

「あ、ありがとう。」

「そう言えば俺ってお前に自己紹介してねぇよな？」

「別に･･･しなくてもいい」

「いや、する。」

「好きにすれば。」

「俺ゎ新銀の総長 歩登。
三神歩登。」

「み、三神･･･。」

「あぁ。そうだけど何かあったのか？」

「お前、兄貴いるのか？」

「あぁ。でも俺ゎアイツを兄貴とゎ思ってねぇ。兄貴と同期の子で兄貴とつるんでたけど兄貴ゎその同期の子を殺したんだ。
俺ゎそれが許せなかった。
俺ゎその人が好きだったから。
名前ゎ確か･･･「いうな！」あ、あぁ。」

「ｸｯｿ。」

「どうした？」

ｿｯ･･･

「あ。悪ぃ。触るところだった。」

「もう。良いよ。お前ゎ三神憐とゎ違うって分かったから。」

「おまっ！今何つった？」

「三神憐とゎ違うって･･･「お前、俺の兄貴を知ってんのか？」うん。」

「意味わかんねぇ。」

「うちの兄貴を殺したの･･･。
歩登の兄貴。三神憐だよ。」

「は？まさか楓希君って花奈芽の兄貴か？」

「神ケ楓希 zinga huuki。私の兄貴の名前。」

「嘘だろ。ありえねぇ。」

「う、うゎぁぁぁぁあ。」

ｷﾞｭｯ

「な、何、するん、だょ。」

「泣きたいのを我慢しすぎなんだよ。
花奈芽ゎ･･･。」

「わ、私ゎ、あの時から、泣かないって決めてた、の、に。」

「あの時ってなんだ？」

「それゎ、ま、だいえ、ない。」

「んでだよ！」

「まだ男を信じれないんだよ！」

「っ。そーか。信じれる様になったら俺に教えてくれ！」

「信じれる様になったら･･･だけど。」

「あぁ。」

「じゃあ、戻る。」

「俺も。」

「時間がたってから来て。一緒にいたらおかしいでしょ？」

「あ、あぁ。」