不良学園物語

「花奈芽ちゃん。大丈夫？」

「ん、まぁ。」

ﾄﾞﾝｯ

「って。何回ぶつか･･･」

「あ、すまん。あ･･･」

「「･･･」」

「花奈芽ちゃん！早く！」

「うん。」

「待って！」

ﾊﾟｼｯ

「う、うぁ、うぁぁぁぁあ！触んなぁーっ！」

ｶﾞﾝｯ

「って、テメェ何すんだよ！」

「連歌落ち着けっ！」

「連歌ストップ！」

「すまん。花奈芽。」

「っ！！もう近寄んな！調子が狂う！」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

「花奈芽ちゃん！あ、行っちゃった。」

「お前って、尋木だったよな？」

「んだよ。」

「なんで、花奈芽があーなるのか分かるか？」

「強度の男性恐怖症。それに、家庭でも男にゎキツい性格らしい。」

「だからか。」

「花奈芽ちゃん。辛そうだった。」

「何でだ？」

「それゎお前らも分かるでしょ？
男性恐怖症なのに男が近づいて来るから。」

「僕、花奈芽ちゃんに殴られた所ジンジンする。」

「俺もはたかれただけなのにスゲェ痛い」

「俺なんか壁にぶち当たったからな！」

「僕なんかはさみ投げられたからね。」

「あまり花奈芽ちゃんに近づかない方がいいよ？
もうちょっとここの空気にも慣れてから接した方がいいと思う。」

「そぉいや。後一ヶ月で喫茶祭だよな？」

「あー。なんか言ってた。」

「僕あーゆーの嫌い。どーせ女の人がわんさか集まって写真取らせてー！とか言うんでしょ。」

「喫茶祭？」

「そう。１年に一回各クラス喫茶店を開いて1番売上が高かったところがクラス旅行券なんだ」

「てか、何でそれを知ってんの？」

「知らなかったのか？」

「「「俺（僕）達生徒会だぞ（よ）？」」」

「そのイベントをウチに教えても良かったの？」

「「「あ･･･」」」

「ま、黙っといてあげる。楽しみにしてるゎ。」

「ありがとな！」

「別に･･･。」

ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ

「尋木って以外と良い奴だな。」

「采華ちゃんだったっけ？」

「でもさ、これからどーすんだよ。」

「おーい！斗蒼！連歌！歩人！」

「「「須賀流！？」」」

「ﾊｧﾊｧﾊｧ･･･。あの子の神ケさんの情報ゲットしたよ
幼稚園ゎ
超エリートの火影学園
小学校ゎ
お嬢様学校の南鳥小学校
中学校ゎ
不良学校の憑神中学校
高校ゎ
「ここだろ？」いや、違う。」

「「「は？」」」

「高校ゎここの次に不良と言われる
神峯学園に言ってたけど退学になった。」

「スゲーな。」

「あ！もうチャイム鳴るよ？」

「早くもどんぞ！」

「「「おぅ！（うん！）」」」