「俺と良いことする…?」

怖くて抵抗できなくなった私に若菜はそう言った。

若菜の手が私のカッターシャツのボタンを1つ1つ外していく。

やめて…

ほんとに嫌だ…

若菜の手が3つ目のボタンを外そうとした時だった。

「…痛っ」

鈍い音とともに若菜が私から離れた。

顔を上げるとそこには拓が。