さくら町ゆめ通り商店街~小さなケーキ屋さん~

「合格ビーム?」

「『合』は、両手を前にまっすぐあげる。

『格』は、それを90度上に上げる。

そして、『ビーム』はウルトラマンみたいに光線を出すポーズ。
こうです。
……ごう・かく・ビーム!」

「ごう・かく・ビーム……」

見よう見まねでやってみた。

「そうです、上手だ。よろしくお願いします。くだらないでしょう?」

いらいらしてきた。

さっきから、志研は、自分の仕事をやたらとバカにしている。

「いいじゃないですか。
受験生とか父母には、受けますよ。
ウチの弟にもさせたいくらいです。
くだらないなんていっちゃ、失礼でしょう」