「で?順調なのかい?彼氏とは」

急に真面目モードになる優奈。

あー…これはスルーできないな…

「んー、まあまあかな。毎日会えてるし、LINEもするしさ。」

「ほー!いいなあ、王子様。」

咲が羨ましそうにため息をつく。

「最初はちょっと躊躇いはあったけどね。今はもう、大切な人だよ」

「ひゅー!今の言葉、王子に聞かせてあげたいねえ♪」

「なっ…バカ!」

あやりがあたしをバシバシと叩きながらからかうもんだから

シェイクを危うくこぼすとこだった…。

「あなたねー。」

と怒るとあやりは

「ごめんなさい♪」

と舌を出して謝った。

やれやれ…

ふと、さっきから咲とあやりとあたししか盛り上がってない事に気が付いた。