あたしが光の話の返答を、躊躇っていると。

「てか輝、大丈夫か?頭痛かったんだって?」

と大地が明るく話し掛けてくれた。


…大丈夫、話してもいいんだよ、って言うように。

無性に泣きたくなった。

「…うん、頭痛は大丈夫だよ」

「ったく、無理すんなよ」

膨れながらも、優しい言葉をかけてくれる光。

あたしの事を、よく分かってくれる
大地。

あたし達の関係を修復してくれた、仁。


“ありがとうって、心から伝えたい”

いつか聴いた音楽の歌詞。

あたしには今まさに、この言葉が似合ってる。