「あたしが先に…話していい…?」 あたしがそう言うと、 光は少し驚いたような顔をしたけど 「いいよ」って笑ってくれた。 「あたし…さ。お母さんに聞いたの。 『宮本さんって知ってる?』って…そしたら……っ」 そしたら… その先が言えない。 どんどん溢れる涙。 …ダメだ。 ちゃんと、言わないと… 「俺らさ、義理の兄弟になるんだな」 光が空を見上げながら言った。