「…お前」

目を見開いて驚く光。

…そこまで変!?

そんな反応しなくてよくない!?

「な…っ、変だから嫌だって言ったの!もういいから着替える!!」

あたしがムキになってそう言うと、

カーテンを閉めようとしたあたしの手をぐっと掴んだ。

「誰が変だなんて言ったんだよ」

「だって、そんな顔してたじゃん」

「だから…驚いた…っつーか、そーゆーカッコ初めて見るから…だから」

珍しく動揺する光。

顔どころか耳まで真っ赤に染まってる。

「…だから何よ」

「だーかーらー………ったく、分かんねーのかよ……」

「…?」



「似合ってる」