「はい、これがとりあえず思いついたルールね」 トーマはニコニコ笑いながらチラシの裏になにやら書いたものを私に差し出す。 1.自分の食べ物は自分で調達(許可あれば食べて良し) 2.掃除は決められたとおり行う(別紙) 3.お互いのカレカノを部屋に入れない 4.お風呂の時間はきっちり守る ……なに、これ。 「ほかに何か決めときたいことある?」 「え? あ、えと……」 なんか、トーマって――。 「手馴れてる、ね」 そう、慣れてるんだ。 私のそんな声にトーマはニコリと笑う。