そんな事を考えているうちに、先生が口を開いた。 「宮本の席はー…、二つ空いてるな。好きな方でいいぞー」 相変わらず丸投げすぎでしょ。 気楽なところ、嫌いではないけどね。 宮本君は、どうしようか少し悩んだあと、静かに私の後ろの席についた。 嘘…。前後になれちゃった。 仲良くしてくれるかな。 私の気持ちを物語るように窓の外の桜の木が揺れる。 少し、これからが楽しみになった。