彼女はぽかーんと口を開けていた




「なんかかっこいいね」




僕にかっこいいなどという言葉が似合うわけもなく




「馬鹿じゃねえの」





と言っていたら先生に喋っていることを注意されてみんなに笑われた




けれど、僕には嬉しい出来事だった