赤い流れ星3





「わぁ、綺麗な色の魚だね!」

「これは何??」



テーブルの上には、食べきれない程の料理が並んだ。
多分、こっちの材料だと思うけど、見慣れないものもたくさんあった。
なんか、外国にでも来たような気分だよ。



「たいしたものではございませんが、皆さん、どうぞお召し上がり下さい。」

「いただきま~す!」



テーブルには、もちろん、アルコールもあって…
兄さんたちは、まるで水みたいにぐびぐび飲む。



シュウさん、大丈夫かな…
アルコールはきっと体には悪いよね。
でも、やめろなんて言えない。
シュウさんに残された時間が少ないことも知ってるから、なおさら言えない。



それとも、ここは心を鬼にして止めるべきなのか…
シュウさんには一日でも長く生きて欲しいと思う。
でも…私にはそんなことを言う権利はない。



(……どうしたら良いんだろう?)



何度も考えたけど、やっぱりいまだに答えが出ない。
早く決めなきゃ、シュウさんの時間は砂時計みたいにどんどん流れていってるのに…



そんなことを考えたら、気持ちが沈んで来て…
美味しいはずの料理も、美味しいと感じなくなっていた。