赤い流れ星3





(わぁ、素敵!)



リビングにはもうみんながいた。
私達は、ソファの隅っこに並んで腰かけた。



病院でも見たけど、シュウさんのジャージ姿って、なんでこうも格好良いんだろう?
私のジャージ姿は、兄さんに指摘されるまでもなく確かに酷いものだった。
だって、私がジャージを着てたのは、楽だから。
それ以外の何者でもなかったから、ずぼらな性格がそのまんま出てたんだろうね。



それに引き換え、シュウさんは…
そりゃあ、まぁ、元々のスタイルも違うよ。
シュウさんは、手足があんなにすらーっと長くて、無駄なぜい肉もどこにもない。
顔だって、あれだけイケメンなんだもん。
何を着たって着こなすよね。
あ…ジャージ自体、私のとは値段からして全然違うだろうしね。



「青木さんがジャージ姿って、珍しいですね。」

「え?」



野々村さんの囁きに、良く見てみたら…
あ!確かに、兄さんがジャージを着てる。



そっか…わかった。
兄さんは、きっとシュウさんのジャージ姿を見て、刺激されたんだね。
さすがは負けず嫌いの兄さんだよ。



「とってもお似合いですよね。」

「そうかなぁ?」

「アスリートみたいじゃないですか?」

「……そう?」

まぁ、似合ってないことはないけど、やっぱりなんか違和感だよ。