『はぁ…よく朝からあんな声出せるな…』
お母さんの声の大きさ、迫力は多分どこの家のお母さんにも負けないと思う。とにかくそれくらいデカイ。

そんなことを考えながらチラッと時計を見た…


『…っ!』
あと20分で家を出なければ…
完全に遅刻だ。


私は急いで顔を洗い歯磨きをして制服に着替えた。