うん?

何かのチラシかしら?

見てみるとバイト募集のチラシだった。

そうしたら何か思いつく。

これだわ!!

「そうよ…学生にこだわり過ぎるから良くないんだわ」

「えっ?どうしたのよ?瑠奈姫」
意味が分からずに首を傾げる美希。

その夜
私は、早速そのチラシを自宅に持って帰り両親に相談する。

「えっ!?
バイトがしたい?」
驚くママ。

「何だ…こづかいが足りないのか?
なら、カードを持たせてるだろ?」

「違うの…パパ。
私がしたいのは、バイトの方。
ほら、社会勉強になるじゃない?」