ギクッ
「まぁ、双子の兄が1人…似てませんが」
「それは、一度会ってみたいな。
こんなになめらかに作るなんて…どんな人が気になるし」
逆に兄に興味をもたれてしまった。
ショック!
ダメよ…もっと上手く作れるようになって皐月さんに褒めてもらわなくちゃあ
そう思い日々バイトとお菓子作りを頑張った。
「うん。これなら合格。
上達したね!瑠奈ちゃん」
やった~!!
皐月さんに褒められちゃった。
嬉しくて仕方がない瑠奈。
それからも私は、一生懸命アプローチをし普通に会話が出来る仲になって行った。
そんなある日。



