その夜 実家で兄に言ってみる。 「せっかく引き受けてくれたんだから優しく教えてあげればいいのに…」 「俺は、最初から反対だったぞ」 「じゃあ、何で許可出してくれたのよ?」 そう訊ねると 「…そうした方が監視しやすいからな」 ニヤリと笑う兄。 えぇっ!? 「そんな事のために!?」 「まぁ、それだけじゃないけどな…」 何か言いたげな兄。 「……? 他に何をよ?」 「秘密だ!」 「えぇ~っ!! 秘密って何よ…それ!?」 結局教えてくれなかった。