日曜日。


「セイラちゃん！」

祐也の声だ。

「はいっ」

「待たせちゃったかな？」

「全然待ってませんよ！
まだ、約束の時間前ですし。」

「あ、そっか。よかった。
って言うかタメ口！」

「あっ…」

そう言って私たちは笑あった。