そんな時、愛と出会った


小6の時、話があって仲良くなった



喧嘩は何度も何度もしたけど

それでも一緒に要られた



すごく、楽しい日々だった。




そこで、もう一人出会った



戸宮 柳(とみややなぎ)


最初はなんだこいつ、って思った


めっちゃ身長デカいし。

変態だし。



そんな柳は愛の幼なじみ。


2年前ー


「ちょっと柳、バスケ頑張ってくんないと....」


「わーってるわ くそばな」

「くそ柳だまれ」


愛は橘→くそばなとか呼ばれてて

柳はバスケのゆうめいな選手だった


私と、愛と柳は同じチームで、相手チームは運動クラブが3人もいた

こっちのチームは柳1人。


「えーっと、藤田サン」


「は、はい....」


初めて名前を呼ばれた


「んな、緊張すんなって!!」

わしゃわしゃと頭を撫でられた


「え、っ....//////」


すごくドキドキしたのを今でも覚えてる


「俺が頑張りますんで☆」



「ぅおい、柳....道にカッコつけてねーで速く並べよ( ^ω^)」


「くそばなうぜ〜」


愛ははぁっとため息をついて私にいった



「あんな奴だけど....バスケになると人が変わったように。かっこいいんだよね」


ホイッスルと同時に



アイツが走って走って

ダンクシュートしたのを未だに覚えてる



その時、心臓が恐ろしいくらい跳ねていて



顔も暑かった





それから、私は


ずっと、柳に釘付けだった。





「いやぁ、バスケ疲れたねー」


愛の声に、重ねた自分の声



「そーいえば、道さぁ「愛!!!」....ん?」



「私、好きな人出来た」

声は震えまくりで


「えええぇっ!まじでっ!誰っ!?
もしかしなくて、空!?空はダメよ〜!」



「柳。」





「あ〜柳ね?いいじゃん☆」


「愛っ....!」

嬉しかった。正直ね


「は?え?柳....



いやいや、嘘だよね?道!!」




愛が大声を出して私の肩を揺する



「ほ、ほんとだって!」



肩の揺れが止まると


愛は私の瞳をじっと見つめた



「........バスケ、かっこよかった。


目が離せなくなってた。」



自分でいいながら、顔が熱いのがわかった



「....道ぃぃ!!!」



「あ、愛!?」


イキナリまた大声を出した愛は下をむいて



バッ

「あ゛りがと゛う〜。゚(ノ□`。)゚。。」


涙でぐちゃぐちゃの顔で私に抱きついてきた



「愛!?」


「柳のこと、好きになってくれる人

居ないかなってずっと思ってた....


さっきも言ったけど....


あんな奴だけどいいとこいっぱいあるからさ」



右手で涙をぬぐいながら

話した




「絶対、私、応援するからねっ道!!」




嬉しすぎた


自分為にこんなに


泣いて、笑ってくれる人がいること





そして、私は



それから3ヶ月後、バレンタイン。



柳に告白をした