こないだ家の前で


龍と唇が触れる前




たけーに会っちゃったんです。



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「な、なんでたけがっ…///」

恥ずかしい…

キスシーン(未遂)見られるとか


「ごめん!///

全く悪気はない!!


兄ちゃんにアイス買ってこいって言われて。」


私の家の近くのお店を指さして

下を向くたけの手には


確かにアイスが沢山入っていた



「…っ」

龍はなんか照れてる、

というより眉間にシワがー…


「なんか、いい雰囲気だな


思った以上に」


ズキ


「そうだろ?」

グイッ 「ぅわ!」


龍の言葉と共に肩を引き寄せられる


「俺らラブラブだから」




「おいおい龍 一応俺もなぁまだ



未練あったり



するんだからさ


…アイス溶けるから行くわ」



未練ー…


「またな!」


龍は少しほっとしたように手を振った





「ごめん、なんか…」


「いやいや私こそ!///」


「雷の、初恋ってさ」








ザァァァッ


「誰なの?」



ハツコイ?


みーくん?いや、

あれは恋というか…


「もしかして、たけ?」


いや、私の初恋はー…龍


ボッ


「お、覚えてない!!!///」


「そっ、か」


階段で会った日のこと思い出しちゃった



そっか、私の初恋って


龍ー…




「じゃあ、またな!花火大会で!」


と言って手を振る龍


「送ってくれてありがとう!浴衣も!」




今度こそバイバイか…