ついに放課後になっちゃった。


浴衣見に行く、ってどこだろ、


商店街かな。それともショッピングモール?


「高橋!!」


声に振り返る


「龍…ひ、久しぶり!」


あれ、もしかして、合宿以来、?会うの


付き合って初??


って考えたらドキドキしてきた。…


「久しぶり、!


じゃあ、行くか」


ギュッ

!!


「そんなあからさまにおどろくなよ、


ー照れる ////」


うわ、


「う、うん。///」



手繋いでるだけなのに


めっちゃドキドキする




「あ、ココ 知り合いがやってる浴衣専門店なんだけど、」


ガチャッ


「すご、本格的だね…」


「龍ちゃんっ!久しぶり~~♡」

ビクッ


「…渚、相変わらずだな おい」

渚(なぎさ)と呼ばれるその人はお店の店長みたいで、

すごい美人さん。

龍に目元が似てる。


「尚とは違ってやっぱ純情ね~。ラブラブだし♡」


まだ手を繋いでたことに気づいた私達はさっと手を離す


なお…って、

龍のいとこの、?


「高橋、この人はー」

「水無月渚(みなつきなぎさ)です!龍ちゃんとはいとこで、尚の姉です」


い、いとこ!?!?


どうりで似てると…


ジーッッ


「やっぱ似てるわぁ、」

「え、っ?」


うんうん、とうなづかれる


「お、おい渚、あれのこと言うわけじゃー」

「龍ちゃんがね、好きだった女優さんに似てるのよあなた!

昔からかわいいかわいい連発してて♡

あなた、龍ちゃんのモロタイプよ、」


タ、タイプ…///


「渚…やめろばか。」

龍をガン無視で質問された



「あなた、お名前は?」


「た、高橋雷です!!龍君とは同じクラスで、その、っ」


「わかると思うけど彼女だから」

ドキ



「かわいいい♡お幸せに!


今日は浴衣選びに来たのよね?ほらほら試着っ!」


渚さんに手を引かれて試着室に連行される



「これなんかいいかも…いや、これも!!とりあえず着付けするから脱いでね~」


なんか、すごい美人だし

テキパキしてるなぁ…



「雷ちゃん、だっけ?

龍ちゃんを惚れさせるなんてさすがね~」


「へ??」

「龍ちゃん、小さい頃から恋愛とか興味なしで。

でもまさか、私のお店に連れてくるなんてね」


「そうなんですか…」


「龍ちゃんをよろしくね、私が言うのもあれだけど♡」


「は、はい!!」