「高橋、ごめっ....///」

龍の顔も真っ赤。


「なになに?たけ、固まってたら当たるぞ?」

「ー再開すんぞ枕投げ」


市原の言葉に、冷静な対応をする

たけ は、何か寂しげな表情ー。


「え?いいの?」

菊池が、私と龍を見て言った


「....何が?」

低くて、怖い顔

少し目が赤い


「あ、もしかしてー

龍と高橋さん、キスでもかましちゃったんですかっ?」


上野遥の言葉にまた熱がのぼってきた

「〜っ///」

「....っせぇ」


たけ?


「あ、気付いちゃった?

龍、なんか熱くねーか?」

市原はニヤニヤいう

「熱いすげー熱い

クラクラするし」


龍が頭を押さえていった


「それ、アルコール入りなんだよ☆

でも、よかったな?高橋とキ」

ドゴォォォォンッ


市原の言葉をさえぎるように、

投げられた枕

「ってぇ!たけ、何すー」

「再開、っつってんだろ?

ここからは個人戦だ」


目がーたけ、じゃないみたい


「お、楽しくなってきた来た」

大関がニコッとした


「あ゛?楽しくなってきた?どこがだよ」

ビュンッ


「いってぇぇ、亮、おまえ手加減しろよっ」


たけの投げた枕は、

市原、大関から、菊池、明、柳、

最終的には上野遥まで倒してしまった


みんながイテテテと座り込んでる中、


虹が、

「じゃあ、夜一緒券は、武内亮だね」


「え、ちょっ、虹!?」

「まぁまぁ、話してきなよ

相当怒ってるみたいだよ、

いや、妬いてるのかな?キス」


たけ....。



「たけ、あの....」

私が虹に背を向け、たけ の方を向くと


「ー本当に来てくれる?」

ドキッ


精一杯うなずくと、

「じゃ、高橋雷もらいます」


ギュッ

手を掴まれて、引っ張られる


「雷、また明日ね〜!」

道が手を振る


「いやいやいや、道!?」

ドアに、たけ の手がかかったときー

「高橋っ」




「龍....」

背後の声に振り返った


でも、


私はたけ の腕の力でドアの外に出た




なんでそんな

悲しい表情するの?