「ーーー愛!」

「ん....?」


あれ、私、寝てたんだー....。


目をこすりながら、目を開けた




「おい!愛っ!?」


「あれ....市原....?」

隣には、雪ではなく、マスクをしてる市原彪がいた


バスには私達2人のみ。



ーそういえば、私。

愛、って呼ばれてるんだ、この人に

(詳しくは145ページより。)


「ー寄りかかってる」


ハッ

「ご、ご、ごめん!!!/////」

やばいー、寄りかかってた。

てか、市原の肩に、....。


寝てたよ、ガン寝。

最悪〜!!!タオルもアイマスクもせずに!よ、よだれ垂らしてたかも。いや、イビキもー。うわぁぁぁ。


「突然寝るからびっくりした」



ーそうだ豪君と席を交換してー

そのとなりが市原で、話してたら寝ちゃったのか。


「すっげー気持ちよさそうに寝るなお前」


ドクンッ


うわあ、見られてた、よな。そりゃあ。


「ご、ごめん....。悪気はないんだけど」


「別に迷惑とは言ってねーよ

ほら、着いたしいくぞ」


なんてバカなことを〜。

時計を見たら、軽く1時間は爆睡してた。


その間、動けなかった訳でしょ?

悪いことしちゃったなぁ....。




「市原。ありがとう、」


「やっぱお前ウケる」

「はっ!?」


ニコッと笑ってバスから降りた彼


な、なに考えてるか相変わらず


分からないなぁ。




ガチャッ


「愛、降りるの遅いよ〜」


雷が、笑顔でいう


バスから出るとたくさんの人


こ、こんなに乗ってたのか。




「ごめんごめん寝てたよ〜」

「愛、爆睡してたでしょ。


途中のサービスエリアで止まったときみんなで見に行ったのに何も気づかないんだもん


みーんな見てたよ寝顔」


「待って雪、待って、おこしてよ!?」


「だってあまりにも、気持ちよさそうだから」

まじ。?




さ、さ、さ、いあく!