「あのさっ、なんで~っ。」


私、宮崎霞は

明日の合宿へ、控えて準備中



「霞さん、そんな緊張しないでくださいよ」

そうコイツ、錦織と会議


「~部屋割り決めたの錦織でしょっ!?」

「しょうがないじゃないですか

部屋、4つしか取れないんですから」


「こんな薄い壁挟んで男子と隣なんて嫌!!!」


バンッ

私は叩きつけた

机に、旅館の部屋の写真と、
部屋割り表を。



「男子?」

「そう!男子!

私達マネージャー部女子は、9人1部屋なのに、なんで男子は17人で3部屋なのよっ!

1部屋5人じゃない!


だったら、1部屋分、女子とあけてよ!

男子は2部屋にして、女子と1部屋分離して!」


はぁっ、喋りすぎた....。


「か、霞ちゃん、そこまで壁薄くないと思うよ?」

「あのね、ポロ!

口コミで広がってるの!


壁にダイブしたら穴空いた。wwww

とか。


隣の部屋から声聞こえる。この声ヤバw

とか。



それなのにいいのっ!?」


「それはちょっと....。」


「ほら!だから、もう一回考えなおして!」

私がきりっと睨むと


「男子、と隣が緊張するんじゃなくて....


俺と隣だからでしょ?」

「はぁっ!?///」


「大丈夫です、俺、もちろん女子部屋のとなり行きますから.゚+.(´∀`*).+゚.」

「....ドヤ顔で言うなぁっ!!///」


最近の錦織は、




優しいけど


ドSだ。