「ここですか?お家」

「うん、そう....親は、今出掛けてると思う」



「鍵は?」


「これ....」


私が渡すと、ガチャンッとあけた


「おじゃまします....」


部屋に入ると、


そそくさと救急箱の居場所を私に聞いて、


手当てしてくれた


「全く、天然+鈍感+アホですよね」


「〜良く言われるけど違う」


「まぁ、とにかく横になっててください」

ソファに私が寝っ転がると



「さっき、肩、組んだ時

身体冷えてたんでー....暑いかもしれませんが一応」

バサッ


タオルケットをかけてくれた


「あ、ありがとう。」


「明日のバスは、高橋さんに連絡するので。寝ててください」


「ーごめん、任せっぱなしで」


「俺の意思」


「ふぇ....。」


俺の意思....?

高橋さん、高橋さんばっかいってたのに?



そこから、わたしは強い眠りに落ちた







「あ゙ー、俺の理性持つかな」


はぁっと頭を抱えて真っ赤な顔をする彼がいたのでした。