「わ、わざわざ来てくれたの....。」

「別に、来たくてきたわけでもないです」



「そ、そっか。」


なんかやっぱり気まずいよ〜〜。


理由?




それは、誘われて踊った体育祭のオオトリ




フォークダンス。




にさかのぼるー



「堀江、....


なんかめっちゃ見られてるよ!?/////」


フォークダンスの音楽が鳴り出し、


きゃーきゃー言う観客


「....俺のが恥ずかしいです。」


そっ、と触れる手


ドクンッ


「あ、あのさ、なんで私なの?

他にもいるでしょ?そのぉ....」



「鈍感なんだか、天然なんだか....。

どっちもですか?」

「へ?」


「〜、だから、俺は....っっ!!!」


言いかけた、堀江

ドンッ


に、当たる男の人


カシャンッ


「すみません!」


男の人も、踊っていて

悪気はなさそう。


「あ、いえ....」


怪我はないみたいだけど


堀江のメガネが、下に落ちてる


「あ、...メガネ!」

ドンッ


「ぅわっ!?!?」



メガネを拾おうとしゃがんだ私に、


カップル??が当たった


「すみません!!!」


「い、いえ、大丈夫でー....」

パリンッ



「え゙....」


「マネージャー、今の音もしかして....」


目の前にある

割れた



メガネ。


ど、ど、どうしようー....っっ!?!?



「割ったんですか!?」

「ご、ごめんなさい!弁償します!!」


「いや、それは全然平気ですけど....


俺、なんも見えなくてー....」




「ほんと!?」

割れたメガネを拾い集めて

スッと上、彼の顔を見上げた


ドクンッ



「ー、マネージャー....?」


メガネ


外した顔、



すごい、素敵。


「み、ー....見える!?/////」


私が、赤い顔を隠しながら言った言葉



「マネージャー。なんか顔赤....くありません?」

ピトッ


頬に触れる、ヒヤヒヤした手


彼の、手






「〜っ..../////」

顔、近すぎー....。


ドンッ


またかよ、って思った


0.1秒後


頭ははてなマークで埋まって。

「んっ....んんん」


パッ


「ご、ごめ..../////」


へ?....


目の前には真っ赤な堀江






「ご、ごめんなさい!!?!?//////」


タタタタタタタッ



わーわーわー。






今の、事故だよね。



事故チュー、ですか。?