「ええっ、虹ちゃん休み?!?!」

「うん....体調不良って担任は言ってたよ」


いきなりのマネ部集会で

見当たらない虹ちゃんを聴いたら

雷が体調不良と言った



「まじか....大丈夫かな....」



ガララッ


「いきなり、集めてすみません


女子卓球部はどうですか?

もう7月になりますが....」



暑い日差しで、もうすぐ夏服になる

6月下旬


「毎日行ってますけど〜武内くんがァ〜雷ちゃんにメロメロで練習になりません」

ふざけていったら

「ちょっ、愛!///なんでもないです!先生!

ちゃんとやってます!部活動!」


雷は真っ赤になって反抗。

「でも、顧問の先生全然来ないんで全然上達しないですよ」

雪はなぜかめっちゃイライラモード。


「でもみんな頑張ってますよ〜初心者なのに!!」

ポロは雪と対照的にニコニコ。名前の通り。


「で、ここに集まった理由って....」


霞ちゃんは誰よりも冷静に頬杖をついていった


「それは、....。



勉強合宿への案内です」

「「「「「「合宿!?!?」」」」」」


え、合宿!?


みんなの瞳もキラキラ度が増してく


「コホンッあくまで

勉強!!!!合宿です。」

「いつですか!?なんのためですか!?メンバーは!?ええっ!!」

大きい瞳がキラッキラなここちゃん。

ワンコみたい。


「多分、2週間後になると。

マネージャーの仕事が最近、卓球で出来ていないので。

それを強化するために。

メンバーは....この9人+卓球部のみなさんとそれぞれ2人ずつ連れてってよろしい。」


「ええっ、卓球部!?!?」

私が言うと


「はい。この合宿が交通費以外タダで行けるのは卓球部の顧問の先生のおかげなんです。」


な、なるほど。感謝しなくては。


「あと2人ずつ....って?」


嵐の言葉に


「それは、自由ですか

ぜひ自分の部活の部員を連れていって欲しいですね

運動部から吹奏楽まで


優秀な先生方の指導があるんですよ

でも、本当はお高いので

2人のみ。ということで」


すごー....。すご!!!


ぱっと浮かんだのはもちろん、


「二宮連れてこ♡♡でしょ?愛 顔顔」

ビシッとさされた


「図星です(´∀`*)」

雷、さすが。


「2人、考えといてくださいね


あとー....」


ガラッ


「道!!!」


入ってきたのは道。


「久しぶり....今日から復帰!」


ニコッと笑う


「久しぶり!!!!きゃー良かったね!」

私、ここちゃん雷以外もとても喜んでる



「嵐....?」

1人、浮かない顔をした彼女


「〜、ごめん愛 帰る」

「え、ちょっ....」


ガラッ


道と入れ違いに出てく嵐


「ー....やっぱり、....ね」

道の言葉



「そんなこと、ないよ....っ!?」


私は、言ったけど

「愛、気にしないで」


道には苦笑いですまされてしまった