「道!お見舞い来たよ〜〜〜っっ!」

「道ちゃん!!お久しぶり〜!」

真っ先に入ってきたのは愛と、心



「道!!!大丈夫??これ、みんなからね」

バサッと抱えた花束が似合うのは、雷


「みんなって、....マネ部?」


みんなという割には、3人だったからびっくりした


「選んだのは私ですよ!でもお金は8人で割り勘!!」

「割り勘とかやめなさい愛」


愛がえっへん、と鼻を伸ばした


「え、8人ー....」


私以外、みんな?



あー....らし。


「実はね、道

嵐もなんだよ


道に、謝りたいことがあるみたいよ?」


「本当?ー....」

愛の言葉に少し、希望を感じたけど



「私、あの子嫌い」

雷の真っ先な言葉にも気を取られた



「まぁまぁ?

道ちゃん、事情は手紙読んだと思うけど

女子卓球部にいるの今


道ちゃん、卓球経験者だし

戻ってきてよ、学校に」


心の微笑みにも、ふわふわした


「道、私達いるから!!!」


雷の前向きな言葉にも、勇気をもらった




「ありがとう。愛 雷 心。!」






明日、



踏み出せるの、かな。