嵐は、大関じゃなかったの?

なんでそんなに笑顔なの?

....私のことなんて、

なんとも思ってないの??






私は、結局たけと踊るのを選んでたけど



龍に対しての疑問しか今はなかった


「高橋、まじで!?いいの!?!?

っしゃぁぁぁぁぁぁ!!!」


OKすると、本気で喜ぶ亮

「一生の思い出にする。から!」


キュン

「ありがとう(*^^*)」


そして始まる

フォークダンス





わからなかった最初は

亮が私の事好きだったなんて

何も気づかなかった


でも、今見ると

こんなに潔く、かっこよく

なってたんだね?


「あれ....って

井野嵐じゃん。うっわぁ、俺嫌い」

そう言って見た先には嵐



「っておい。あれー....」


ザワザワワ


「龍ー....!?!?」


手を取って踊ってるのは


どこから見ても龍だった。

待って。


そんなに優しい笑顔を嵐に向けないで。

「おい!?龍、てめぇ、!?」


「ー....たけ 」

龍はふっと私の方を見た


「おめでと 良かったな?」


ズキッ

「は?....なんだよそれ!!

リレーから可笑しいぞ....!!」


たけ の狂った叫び


「....龍?どうしたの?」

ギロッ


「おめーは黙れよ。」


たけ の鋭い視線が嵐に刺さる


「てかコイツ、....

大関じゃねーのかよ!?」

「そんなの個人の自由だろ たけはライバルが減って嬉しいだろ?

邪魔するなよ。」


龍....じゃないでしょ?

こんなの龍じゃない。



「〜....てめ....」

スッ

たけ の拳が降りかかる、のを止めた


ギュッ

「待って!!!たけ!!!待って!!

私が好きなのは、



たけだから!!!」





「へ....。?!?!?」




思ってたのとはチガウコトバ



「たけのこと、好きだよ。....」